デュオアクティブETの使用感
創傷の治療又はその症状改善の為に。実際に私が病院から処方された創傷被覆材『デュオアクティブET』についての説明と使用してみた感想です。創傷被覆材『デュオアクティブET』をご使用の際は、必ず処方する医師の指示に従って下さい。
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デュオアクティブET
デュオアクティブETの処方箋内容
薬のはたらき
真皮までの創傷に対する創の保護、湿潤環境の維持、治癒の促進、疼痛の軽減。創傷ドレッシング(被覆)材。ハイドロコロイド ドレッシング
注意事項
室温で保存
副作用
-
デュオアクティブETの使用感
デュオアクティブET10×10
傷の形・大きさにカットし貼付。
デュオアクティブETは右足裏部に出来た傷(難治性潰瘍)がなかなか治らず、その褥瘡(じょくそう)治療の際に使用していました。
デュオアクティブETを創傷部に貼ると、まるで膿みのようにも見える傷からの体液が出てきます。
その白っぽく見える体液により、デュオアクティブETの表面が盛り上がり、触れると弾力のある感触で、貼付したデュオアクティブETの端部等から体液が漏れた時には新しいデュオアクティブETと交換するようにしていました。
これまでは、‘傷の手当て’と言えば、消毒液で消毒し、市販の‘絆創膏’を貼付というイメージでしたが、このデュオアクティブETは市販の‘絆創膏’とは全く違うものでした。
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デュオアクティブETの場合、流水で傷の部分を洗い、消毒はしない状態のまま傷の大きさや形に合わせてはさみでカットし、傷を覆うように貼付しました。
デュオアクティブETは傷の大きさよりも少し余裕をもって大きめにカットした方が、体液の漏れによる張り替えが少なくてすみます。
また、絆創膏の場合は水濡れなどで剥がれやすくなりあまり長持ちしないものでありますが、デュオアクティブETは水濡れどころかお風呂も普通に入ることが出来るのでとても使い勝手の良いものでした。
デュオアクティブETの見た目は肌の色に近いゴムのようなもので、10cm×10cmの正方形のものを使用しましたが、傷の大きさや形状に自由自在にカットして使えるのでかなり重宝するものです。
残念ながらこのデュオアクティブETは市販はされていない様ですが、近年、ハイドロコロイドを使用したデュオアクティブETと同等な製品が発売されているようです。
デュオアクティブETは普通の絆創膏と比べるとちょっと高めな値段に感じられますが、一度貼ると数日使用できることや傷の痛みが殆ど無く、傷も早く治り、傷跡もとても綺麗です。
デュオアクティブETのこれらの良いところを考えると、少し高いお金を払っても、利用し続けていきたい製品です。